| メガテリウム | Megatherium americanum |
| 肩の高さ:2m | 全長:6m | 新生代鮮新世後期〜更新世(500〜1万年前) |
大阪市立自然史博物館
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アメリカ大陸ではサーベルタイガーが食物連鎖の頂点にいた頃、メガテリウムと呼ばれる巨大な地上性のナマケモノが棲息していた。現在のナマケモノはニホンザルくらいの大きさで中南米のジャングルに住み、もっぱら樹上をのんびりと移動する姿がよく知られているが、このオオナマケモノは3トン以上もあったので、さすがに木には登れなかった。 しかし骨組みは頑丈かつ柔軟にできており、尾と後脚で体を支えて上体を起こすことができ、木の枝を鉤爪で引き寄せ、木の葉を長い舌でしごき取って食べていたようだ。 |
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メガテリウムは1796年、アルゼンチンで初めて発見され、その後ブラジルから中央アメリカ、さらには合衆国東部にまで分布していたことがわかった。大草原パンパスを悠然と闊歩していたことだろう。 この時代、アメリカ大陸では地上性ナマケモノが繁栄していた。サルくらいの小さなメガロクナス Megalocunus からサイよりも大きかったメガテリウム Megatherium まで多くの種類があり、いずれも長いふさふさとした毛に覆われていたようである。 |

| グロッソテリウム | Glossotheriumu robustum |
| アルゼンチンのパンパス層より完全な骨格が発見されたグロッソテリウムは Mylodon とも呼ばれる大きなナマケモノで、300万年前頃に南米から北米に進出したようである。有名なロサンゼルスの Lancho Labrea からも見つかっている。更新世には北アメリカでも普通に見られたようだ。 グロッソテリウムは全長3〜4m、肩の高さ1.4m、ウシほどはあった頑丈な動物だった。大きな頭と太くて長い尾をもち、また長い爪は内側に曲がっていて、ゴリラのような歩き方をしていた。少なくとも11,000年くらい前まで生存しており、当時の人類とは深い関わりをもっていたようだ。 |